★6/12追記 小池百合子、図々しくも(笑)、立候補表明しました。それを分かったうえで、以下を読んでください9ね。
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3期目を狙うと目されている現・東京都知事、小池百合子(以下、敬称略)。
未だ立候補を表明していません(本記事公開日-2024年6月10日現在)。
この状況のなか、2024年の東京都知事選挙を大胆予想(夢想 or 無双)してみます。
政治ド素人の筆者 taoが、好き勝手に書きますので、怒ることなく、「そんなわけないだろっ!」と笑ってスルーしてください。
小池百合子、衆議院議員を諦める…
4月に行われた東京15区(江東区)の衆議院議員補選選挙。
この補選を前にした小池百合子、具体的には3月初旬までは、「2つの選択肢」がありました。
- 選択肢1:東京15区補選に出て、衆議院議員に返り咲き、自民党に復党。そして、女性初の首相を狙う
- 選択肢2:都知事選挙に出て、3期目を狙う
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この選択肢を前に、小池百合子の選択を逡巡させる出来事が、2023年晩秋から2024年4月下旬にかけてありました。
以下、ここでいう「障害」とは、小池百合子が自らの選択肢を考える上での「障害」という意味です。
- 障害1:2023年11月6日 『女帝 小池百合子』文庫版出版
- 障害2:3月5日 日本保守党が記者会見で、江東区支部長として、飯山あかりを任命したことを発表
- 障害3:3月25日 二階元幹事長の「ばかやろう」発言
- 障害4:4月17日 小池百合子の元側近・小島弁護士が東京・日本外国特派員協会で記者会見、もし小池百合子が選挙に出て学歴詐称をすれば刑事告発も辞さないなどと発言
「障害」が小池百合子の「選択肢」を狭めていく…
小池百合子の学歴詐称を告発した本『女帝 小池百合子』。
この本は、小池百合子が2期目を狙う2020年7月の都知事選挙の前、5月に出版。
この本は、【カイロにて、小池百合子と長い間同居生活した女性が、「小池百合子はカイロ大学を卒業していない」ということを暴露した内容】でした。
小池百合子は、大抵のことにはへこたれない、「つわもの」です。
この衝撃的な暴露に対し、2020年当時、策を練り上げ、完全阻止。
そして、2期目を実現、今に至ります。
★「障害1 学歴詐称再燃」
実は、小池百合子の「学歴詐称疑惑」は2016年のときもありました。
4年に一度、まるでオリンピックのように蘇る(?)、小池百合子の学歴詐称疑惑。
それが前述の「障害1」として再現されます。
『女帝 小池百合子』の文庫版が2023年11月に出版。
これは、単行本を単純に文庫版化してたもの・・・ではありませんでした。
2020年5月の単行本で告発した同居人は「仮名」でした。
しかし、文庫版化に合わせて、同居人は「実名」告発に変えたのです。
これで、またもや、「小池百合子の学歴詐称疑惑」が再燃します。
この「障害1」で、前述の「選択肢1:東京15区補選出馬」は、青信号から黄色信号点滅に変わったのです。
★「障害2 飯山あかりとアラビア語対決」
ところで、2023年秋、作家・百田尚樹は代表として日本保守党を結党。
自民党を見限った保守層にとっては、待ちに待った確固たる保守の党実現です。
その流れで「日本保守党の初陣はいつか」・・・これを待ち望む保守層は多かった。
そんなさなか、前述の「障害2 飯山あかり東京15区補選登場!」です。
3月5日、飯山あかりが江東区(東京15区)支部長に就任したという記者会見がありました。
そこで、事件がおきます。
記者が党首・百田尚樹に投げかけた質問に対し、百田代表が「飯山あかりと小池百合子のアラビア対決」を持ち出したのです。
飯山あかりは、イスラム思想研究者で、アラビア語通訳を食い扶持としていたくらいのアラビア語の使い手。
また、家族でエジプトで数年暮らした経験もあります。
一方、「カイロ大学首席卒業」を謳っている選挙を勝ち抜いてきた小池百合子には、学歴詐称疑惑があるだけでなく、彼女が話すアラビア語は小学生レベルだという指摘も多々有りました。
そんななか、東京15区補選で、飯山あかりと小池百合子が共に立てば、「アラビア語対決」も現実味が出てくる…。
この「障害2」の出現で、小池百合子にとって、前述の「選択肢1 東京15区補選出馬&当選」が、黄色信号点滅から、黄色信号完全点灯に変わりました。
★「障害3 二階元幹事長の政界引退
そして、「障害3」。
小池百合子が東京15区補選で当選して衆議院議員に返り咲いて、自民党復党したとしても、女性初の首相を実現するには、二階元幹事長の政治力・バックアップが必須でした。
しかし、2023年晩秋におきた「政治資金パーティーの裏金問題」で、二階元幹事長は、3月25日に「次の衆議院選不出馬=政界引退」を発表し、その記者会見の場で、失礼な発言をした記者を「ばかやろう」と罵ります。
「障害3 二階元幹事長、政界引退」。
これで、「選択肢1 東京15区補選で当選」は、ほぼほぼツミ、赤信号点灯。
それでも、小池百合子は「選択肢1」を諦め、東京15区補選は乙武支持に周り、彼を当選させることで、自らの神通力を示そうとしましたが…。
連日のように乙武の応援演説に入りましたが、乙武は得票5位で落選。
★「障害4 元側近の告発」
さらに、障害は続きます。
ダメ押しとなる「障害4 元側近の告発」が起きました。
小池百合子の元側近であった小島弁護士が、【2020年都知事選時の学歴詐称問題を、力技で乗り切る展開のきっかけは、自分が作った】と告発したのです。
さらに、今後、小池百合子が選挙に出たら「学歴詐称で刑事告発する」旨の発言もありました。
この「障害4 元側近の告発」は、小池百合子にとっての「選択肢2 東京都知事選に出て3期目を実現する」にも、黄色信号が点灯してしまいました。
小池百合子は都知事選に出馬できるか?
小池百合子は、現段階で、まだ都知事選立候補を表明していません。
聴くところによると「ゲン担ぎで、一番最後に立候補を表明する」という評論家や事情通もいるようです。
しかし、恐らく、前述の「障害4 元側近の告発」が大きなボディーブローとなっているハズです。
ところで、前回2020年の都知事選では、有効投票の約6割を獲得して、完全勝利した小池百合子。
しかし、都民ファだけの支持でこれが実現できたわけではありません。
自公のバックアップがあったからこその、ぶっちぎり当選です。
小池百合子は、直近の乙武支持で失敗しているだけでなく、2022年の参議院選挙で都民ファの惨敗、その後でも、黒星を重ねていました。
そう、神通力がなくなってきたのです。
だからこそ、2020年のとき以上に、自公のバックアップが大切。
でも、今回は素直にバックアップが望めそうにありません。
その1つの理由は、政治資金パーティーでの裏金作り問題で、岸田首相がとった行動で、自民党が壊れた、割れてしまったからです。
一枚岩の自民党ではなくなってしまった。
しかも、東京都議会での自民党とは、2016年の選挙のときから、ずっと折り合いが悪い。
当初、乙武支持の際に、茂木幹事長に「乙武を自民党は指示する」と言わせたものの、それが撤回されてしまったのは、東京都の自民党と調整がつかなかったからに他ならない。
要するに、2020年のときのように自公を絶大なバックアップは期待できない状況にあるのです。
そんななか、小池百合子の好敵手たる(?)、蓮舫が名乗りを上げた。
彼女なら、立憲共産党タッグをベースに、それなりの得票が考えられる。
もしかしたら、負けるかもしれない・・・。
そんな情勢の読みが、小池百合子の立候補表明を逡巡させているのかもしれません。
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立候補を表明すれば、学歴詐称での刑事告発が待っている。
それだけでなく、2020年のような自公の厚いバックアップも期待できない。
小池百合子が2024年東京都知事選に立候補しない…これは実はかなり現実味のあることなのかもしれません。
夢想です、あくまでも、夢想。
小池百合子が出馬しない場合は…
ちょっと前まで、小池百合子は東京都知事選に立候補すると思われていた(一応、今もね)。
そして、蓮舫が5月下旬に立候補表明。
これで東京都民の保守層は悩んだことでしょう。
う〜ん、「蓮舫阻止のため、涙をのんで小池推し」…みたいな意見が散見していました。
しかし、「小池百合子が出馬しない」という状況は、十分にあり得るのです。
そのときは、「蓮舫一強、無双状態」となります。
家族関係を破壊し、父母を「親1」「親2」と呼ぶ時代が、早々に到来してしまうかもしれません。
「新規戸建てには太陽光発電必須」以上に、隣国に阿った政策が目白押しになるかもしれません。
首都・東京の色合いが、急激に変わってしまうかも…。
蓮舫一択のとき、都民はどうすべきか?
筆者 taoは、東京都知事選挙の立候補予定者一覧を次の記事にあげています。
これ昨夜、最新版に更新しています。その時点で、立候補予定者は、小池百合子を入れて40人。
立候補者総数はとても多いものの、当選可能性から考えると、小池百合子と蓮舫以外は、泡沫だと言わざるを得ません(これから本格的な戦いが始まるのに、他の候補者には申し訳ない表現です…)。
これで、小池百合子が立候補断念すれば、前項に書いたように
- 蓮舫一択、蓮舫無双状態
となります。
東京を託す都民にとって、これはどういう事態かを考えなければなりません。
だからと言って、棄権は最悪の選択です。
どうするか、どうすべきか・・・これを有権者一人ひとりが真剣に考えなければならないときが来ています。
私 taoは、東京都民ではありませんが、次善の策はいくつか思いハズです。
それを、一人ひとりの東京都民が考えなければならないのです。
まとめ
何の解決の提示もなく、この記事を終えようとしています。
東京の未来は、東京都民だけでなく、首都ですから、日本の未来に大きく影響します。
つまり、これから東京都民が突きつけられるかもしれない問題は、全日本国民(あっち系の人は除いてね)の問題でもあるのです。
だから、まずは、棄権をしないでね…これを訴えていくこと。
それと、各候補者の政策などが分かりやすいような情報を提供していくことくらいしかできそうもありませんが、それをやるしかないですね。