ブログ管理人「ShiGe☆」(しげ)です。
Apple TV(第2世代)の設定で「iTunesサインインが出来ない」という問題が発生。その解決方法などを備忘録として書いておきます。
Apple TV(第2世代)で問題発生!?
私の家では、3台のTVにそれぞれ「Fire TV Stick」を装着して「動画配信サービス」を楽しんでいます。
3台のうちの1台には、さらに「Apple TV」もつけています。今回の記事は、この「Apple TV」の話。
この「Apple TV」は第2世代の古い製品。実は、ほぼ使っていません。
先日、たまたま「久しぶりにApple TVで見よう」と思い、操作したら問題発生。
問題状況は「サインインできない」、つまり、見ることができないというもの。
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しばらく使っていないので、「Apple TV」の使い方は、ほぼ忘れてしまいました。
「Apple TV」では2つのサインインを設定&登録する必要があることを改めて知りました(笑)。
- iCloudのサインイン
- iTunesのサインイン
実はこの2つ、同じIDとパスワードを使用します。いわゆるApple IDというものです。
[1]のiCloudサインイン設定&登録はすんなり完了。問題は[2]で起きました。
[2]で[1]と同じIDとパスワード、すなわち、Apple IDとパスワードを入力しても「パスワードが間違っている」となってしまいます。何度トライしてもダメなのです。
そこで迷うことなくAppleユーザーの奥の手を使いました♪
Apple製品の問題解決「黄金律」!?
Appleユーザーの奥の手、くどいですけど言い換えます。Apple製品の問題解決「黄金律」の登場です。
パソコンやスマホ、あるいはその周辺機器に問題が発生したとき、Appleならではの安心体制、それが…
「Appleサポート」
Apple Webページの「Appleサポート」からスタート。発生している問題を入力。そして、「電話での問い合わせ」を選択し、電話をもらう日時を入力して予約完了。
あとは、電話が来るのを待つだけです。たとえば、本件の場合、朝8時頃、そのサポートブログにて問い合わせの予約し、一番早い時間帯として表示された「9:15」を選択。その時間を待ちました。実際には、予約時間帯+数分で、Appleサポート担当者から電話がありました。
「Appleの電話サポート」を使った方はご存じだと思いますが、しっかり問題が解決するまでサポートしていただけます♪
- リアルタイムなサポート体制になっている昼間は、このような予約ではなく、「予約して十数秒くらいで電話がかかってくる」体制になっています。例えば、朝4時にサポートを使いたいとなると、リアルタイムに稼働していないのでしょう、「予約する」という形になります。
問題の原因を特定、これだぁ!
このときの問題「Apple TV(第2世代)でiTunesサインインができない」について、「Appleサポート」担当者とやりとりをして、20分くらいで解決できました。
問題の原因は次の通りです。
大切なIDとパスワードを守るための高度なセキュリティの仕組み「2段階認証」が原因で、サインインができなかったのです。これはどういうことかというと…。
単純な話なんです。私の「Apple TV」は第2世代で2010年発売モデル。その頃には「2段階認証」という安全管理上の仕組みがなかった。
そして、この第2世代「Apple TV」は「2段階認証」に対応していない…。
もう少し説明しますね。
私は、Apple製品をたくさん所有しています。
デスクトップのiMac、スマホiPhone、タブレットiPad、Apple TV等々。
これらはすべてApple IDを登録して連携しています。
言い換えると、Apple製品の良いところは、Apple IDひとつを設定すれば、多くの設定がそれだけで済んでしまい、それぞれのデバイス間の連携もとれる。
この利便性の安全性を担保するために、Apple IDを厳重に守る仕組みとして「2段階認証」が採用されたのですね。
私も当然、Apple IDを使うにあたってはセキュリティを強化するために「2段階認証」を選択しています。
しかし、これによって、「Apple TV」第2世代のiTunesサインインに障害が発生。
結果、iCloud設定ではサインインできるものの、iTunes設定ではサインインでひっかかり「パスワードが違う」となってしまったわけです。
問題の具体的な解決方法を解説♪
「Apple電話サポート」で明らかになった、この問題の解決法法は次の通りです。
要するに、Apple TV(第2世代)でiTunes設定するときだけ、一時的にApple IDの「2段階認証」をオフにして作業すればいいのです。
【問題解決ステップ】
- Apple IDの2段階認証を解除する
- Apple TVのiTunesサインインを完了させる
- Apple IDの2段階認証を有効にする
- 各デバイスでiCloudパスワードの再入力をする
特記事項ですが、この[1]では、3つの秘密の言葉を新しく設定することが求められます。それは必ずメモをしておきましょう。
「2段階認証」が解除状態ならば、[2]のサインインはすんなりいきます。
そして、[4]のプロセスでは、「Apple TV」以外のすべてのデバイス〜パソコン、スマホ、タブレットなど〜で、Apple IDのパスワード再入力が求められ、その際に、設定していようとしているデバイス以外に送信されたパスコード入力が必要になります。これが「2段階認証」というわけです。
まとめ〜Appleは凄い!?

今回は、「Apple TV」(第2世代)で、iTunesのサインイン設定ができないということを扱いました。
「Apple TV」の世代が古く、現状のセキュリティレベル「2段階認証」に対応していないこが原因でした。
原因が分かってしまえば「なるほど」なのですが、とうてい、一人では思いつかないし、解決できない問題です。
そういうときに、Apple製品なら、直接電話でやりとりをして、とことん解決することができます。
私はApple歴が長く、電話サポートも数え切れないくらい活用してきました。
問題が解決して電話を切るとき、いつも思うのです。
Appleユーザーで良かった♪