2024年6月20日公示、7月7日投開票の東京都知事選挙。
直近で立候補を表明しているのは30人以上。さらにまだ増える様相…。
それだけたくさんの人が立候補すれば、「誰この人?」という方も多くて当然。
なかでも、目立ちすぎる人物が、この記事で紹介する「AIメイヤー」。
この記事では、謎多き人物(?)、「AIメイヤー」について明らかにしますね!
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なお、今回の2024年、東京都知事選挙には、立候補を表明した方がたくさんいます。
立候補予定者の一覧については、こちらの記事をどうぞ。
AIメイヤーとは?

まずは、冒頭で、AIメイヤーの謎を暴露。
AIメイヤーはプロレスラー・ジャンボ松田さんのAIで作成したアバターです。
それを踏まえた上で、まずは、AIメイヤーのプロフィールです。
このプロフィールにもあるように「AIメイヤー」が選挙に立候補するのは、今回の東京都知事選挙は初めてではありません。
2023年11月12日投開票の神奈川県真鶴町の町長選挙が「AIメイヤー」としての初挑戦でした。
結果は…
投票30票で堂々の最下位・落選でした!
ところで、「AIのアバターで選挙に出るってどうよ?」と疑問だらけになるでしょう。
それについても調べてみました。
AIアバターで立候補するってどうよ?
まず、選挙にAIアバターで出ることの是非について。
AIメイヤーとしての立候補は、技術革新と政治の融合を象徴し、注目を集めることができます。
しかし、AIを候補者に見立てることで、本質的な政策議論が不足する可能性があります。
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次に、選挙にAIアバターで出ることの法律的視点。
日本の公職選挙法では、立候補者は実在の人物である必要があります。
そのため、AIメイヤーとして立候補する場合でも、実際にはジャンボ松田本人が候補者として立候補する形式をとる必要があります。
こんな感じです。真鶴町長選挙のときの様子を見てみましょう。
まずは、ポスター掲示板。これはアバターOKみたいですね。
次に選挙カーはどうよ・・・。これです。

つまり、アバターをつくった本人は、選挙の陰に隠れることはできない・・・ってことです。
ポスターはOKなのはなぜ・・・は分かりませんでした…。
プロレスラー・ジャンボ松田について
それでは、アバター「AIメイヤー」のご本人、プロレスラー・ジャンボ松田さんのプロフィール。
- 名 前:ジャンボ松田(本名:松田道人)
- 生年月日:1973年6月26日(51歳)
- 出 身 地:東京都多摩市
- 身 長:180cm
- 体 重:87kg
- 職 業:実業家、プロレスラー
- 所 属:シアタープロレス花鳥風月
- 学 歴:上智大学卒業
- リングネーム:ジャンボ松田
- 必 殺 技:ジャンピング・ニーアタック
ここまでの記事で、ジャンボ松田さんは、「2024年・東京都知事選挙」、「2023年・真鶴町長選挙」への立候補が明らかになりました。
実は、他にもあるのです。
この項目冒頭で掲載したエックスポストで分かりましたでしょうか。
あのポストは、ジャンボ松田さんが2022年に立候補した多摩市長選挙のときのもの。
ジャンボ松田さんの多摩市長選挙挑戦は、これが3回目。
つまり、2014年の市長選挙、2018年の市長選挙にも挑戦。
残念ながら、3回連続、落選です…。
ちなみに、3回目である2022年の多摩市長選挙で、初めて「AI党公認」を名乗って立候補しました。
このときは、「AIメイヤー」ではなく、「ジャンボ松田」で出馬しています。
ジャンボ松田の選挙履歴!
プロレスラー・ジャンボ松田さんの、これまでの選挙履歴をまとめました。
★以下、日付は投開票日です。
★供託金額と没収基準は、現在の基準で調べました。
- 2014年4月13日 多摩市長選挙
- 供託金:100万円(没収)
- 得票数:3,509票
- 順 位:3位(最下位・落選)
- 2018年4月15日 多摩市長選挙
- 供託金:100万円(没収)
- 得票数:4,013票
- 順 位:3位(最下位・落選)
- 2022年4月10日 多摩市長選挙
- 供託金:100万円(没収)
- 得票数:516票
- 順 位:3位(最下位・落選)
- 2023年4月23日 辰野町議会議員選挙
- 供託金:15万円(没収)
- 得票数:66票
- 順 位:17位(最下位・落選)
- 2023年11月12日 真鶴町長選挙
- 供託金:50万円(没収)
- AIメイヤーで出馬
- 得票数:30票
- 順 位:5位(最下位・落選)
う〜ん、ジャンボ松田選手、もとい!、ジャンボ松田さん、見事なまでの連戦連敗ぶり。
過去5戦して、すべて最下位・落選&供託金没収です。
そして、今回の挑戦は。東京都知事選挙。
この供託金は、300万円。
有効投票数の10分の1未満だと供託金没収。
2020年の都知事選での有効投票数は約613万票。
なので、70万票くらいとらないと、没収・・・ほぼ確実ね。
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そこで、どうしても考えてしまうのが、
- ジャンボ松田さんは、どうしてそこまでして選挙に出て戦い続けるのか…
これ、プロレスラーの矜持や心意気と、なにか関係あるのか?
残念ながら、いろいろ調べましたが、ジャンボ松田さんの「戦い続ける意図」は解明できませんでした。
合わせて、2024年都知事選に望むジャンボ松田さんの意図ついても、まだよく分かりません…。
今後、分かり次第、追記するなり、新しく記事を書くなりする予定です。
まとめ
この記事では、2024年の東京都知事選に立候補表明した「AIメイヤー」について、いろいろ調べました。
これはAIによるアバターで、背景にある本人は、プロレスラーのジャンボ松田さん(本名、松田道人)。
かなり変わった形での立候補であったので、アバター「AIメイヤー」のこととか、ジャンボ松田さんのこと、とくに、過去の選挙立候補履歴などを調べました。
過去の選挙立候補履歴は、5回で、いずれも最下位・落選、供託金全没収です。
そうまでして、なぜ、選挙で戦い続けるのか、それが実は解明できませんでした。
これからも、ジャンボ松田さん&AIメイヤーに注目して、その当たりを探っていきます。
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さて、「AIメイヤー」含め、立候補者乱立で、「選択肢が多すぎる=選べない=棄権」という流れにならないことを強く望みます。
東京都民ではない、筆者 taoからの提案ですが、日本の首都・東京の未来を託す大事な選挙です。
迷うときこそ、「考えて、考えて、考え抜いて」、必ず投票してくださいね!
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