大相撲2023年7月場所(名古屋)、3日目を終えて・・・

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7月場所(名古屋)3日目を終えて、今場所注目の10力士についての通算成績などをまとめます。

□ □ □

初日、2日目、3日目と見てきて、感じたこと。それは…

「荒れる名古屋場所」

暑い名古屋場所は、体調のコントロールが簡単ではない・・・ということだろう。

実際、まだ3日目が終わったばかりなのに、幕内3連勝は、早くも6人に絞られてしまった。

それに加えて、横綱・照ノ富士が1勝2敗と、まさかの黒星先行。

また、筆者 TOPIOが注目している10人も、3連勝は2人だけになってしまった。

結論から言うと、3日目が終わった段階で、誰が優勝してもおかしくないという混沌状態に突入しているようだ。

目次

注目10力士の3日目、通算成績

#
四股名
番付
通算成績
注目ポイント
1
豊昇龍 東関脇1 2勝1敗 大関昇進挑戦場所
2
大栄翔 西関脇1 3勝0敗 大関昇進挑戦場所 & 優勝候補
3
若元春 西関脇2 2勝1敗 大関昇進挑戦場所
4
琴ノ若 東小結 2勝1敗 注目の若手力士
5
朝乃山 東前頭4 2勝1敗 優勝候補
6
北青鵬 東前頭6 1勝2敗 注目の若手力士 & 優勝候補
7
王鵬 西前頭6 1勝2敗 注目の若手力士
8
豪ノ山 東前頭13 3勝0敗 注目の新入幕
9
湘南乃海 西前頭14 2勝1敗 注目の新入幕
10
伯桜鵬 西前頭17 2勝1敗 注目の新入幕



ちなみに、筆者 TOPIOが選んだ、3日目・今日の一番はコレです。

注目10力士をさらに絞り、コメント

注目ジャンルごとに、少し絞っていきます。

大関昇進挑戦場所の3関脇

初日・2日目の3関取の相撲内容を見て、大栄翔と若元春は、大関昇進を果たすのではと感じたものの、豊昇龍は、「直近3場所33勝以上」という暗黙の規定を満たすために必要な12勝は難しいと感じました。

圧倒的な強さを感じられなかったからです。そして、3日目にして、ちょっと残念な負け方。

また、若元春は、初日・2日目の内容は良かったものの、3日目は、正代相手に、立ち合いから良いところなく黒星。

一方、33勝以上のためには、11勝でOKと、豊昇龍や若元春より1勝アドバンテージがある大栄翔が、3日間の相撲の内容が良すぎる感じ。

攻めすぎて、土曜際で負けを喫するという、いつものポカが実現しそうにないほど、足腰がしっかりしている。

3日目にして断言してしまうが、今場所の優勝は大栄翔で、その優勝で大関昇進も勝ち取るのではないでしょうか。

優勝予想の3力士

筆者 TOPIOが今場所の優勝予想として挙げたのは、大栄翔、朝乃山、北青鵬。

残念ながら、3日目にして、北青鵬が優勝する芽はなくなった。負け方が悪すぎる。

次に朝乃山だが、初日は勝ちを急いだのか黒星スタートとなったが、2日目・3日目の内容は盤石で、かつての大関らしさを感じる。

そして、大栄翔の3日間の相撲は「素晴らしい」の一言。すでに大関の風格がある。

1度、幕内優勝経験のある大栄翔なので、それほど感情を乱すことなく、優勝に爆進できるのでは。

この3日間の相撲のような盤石な内容に徹し、とくに土俵際で取り急ぎ、足が流れるようなことを避ければ、優勝の可能性は大きい。

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3日間を終えた段階で、大栄翔、そして朝乃山には十分優勝の可能性はある。

注目の若手3力士

TOPIOが場所前に挙げた、活躍が期待できる若手3力士は、琴ノ若、北青鵬、王鵬。

3日間の相撲を見て、北青鵬と王鵬は、いつもの弱さが出て、ともに2敗。

あの負け方では、今場所の活躍は望めそうにない。

一方、琴ノ若は、2日目になんと王鵬に黒星を喫するも、初日・3日目の内容を見る限り、今場所の勝ち越しも実現し、大栄翔が大関昇進して、空いた関脇へ滑り込めるのではないだろうか。

注目の新入幕3力士

初日、2日目と新入幕力士らしからぬ内容で白星を重ねた、豪ノ山、湘南乃海、伯桜鵬。

残念ながら、湘南乃海と伯桜鵬は、ベテランの老獪さに黒星。

一方、豪ノ山は、難なく3連勝。

湘南乃海と伯桜鵬は、負けたものの、まだまだ活躍は十分に期待できる内容。

この3力士のいずれかが幕内優勝に最後まで絡んでもらいたい・・・。

3連勝の6力士について

なんと、3日目にして連勝は6力士に絞られてしまいました。

  • 大栄翔(関脇)
  • 錦木(前頭筆頭)
  • 高安(前頭7)
  • 錦富士(前頭8)
  • 豪ノ山(前頭13)
  • 遠藤(前頭16)


前頭半ばの高安、前頭下位の遠藤は、中日勝ち越しを狙える勢いを感じます。

また、意外といえば失礼ですが、錦木の活躍が素敵です。

4日目の対・大栄翔戦が錦木にとって、今場所のキーポイントになるかも。

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ここに挙げた6力士が優勝に絡むかどうかは、中日勝ち越しが実現できるかどうかにかかっています。

まとめ

大相撲7月場所(名古屋)の3日目を終えて、事前に注目している10力士を中心に、コメントしました。

まだ3日目なので、優勝云々は早いという向きもあろうかと思いますが、大栄翔・朝乃山を軸に優勝争いが展開されるでしょう。

一つ心配なのは、2敗目を喫した横綱・照ノ富士の休場です。

つまり、横綱・大関不在の場所になるかもしれないということ。

これは逆に考えると、荒れる名古屋を加速する、つまり、平幕優勝の可能性がぐんと高くなるということです。

新入幕の豪ノ山にも、優勝の可能性があるということ。

これからますます面白い展開になりそうです。

次回は5日目が終わって、記事を書く予定です。

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