OSのバージョンアップを自動でやってしまうと痛い目に遭う…
これはWindowsでも、macOSでも、Androidでも、iOSでも同じです。なぜなら…
OSバージョンアップにバグはつきもの
だからです。
OSバージョンアップをしている機関は、バージョンアップをリリース(配信)する前に、様々な動作確認をしているハズですが、それでも「新たなるバグが生じてしまう」ことは避けられません。
このあたりの事情は、私がメインで使用しているmacOSでも具体的な事例が起きています。
それは最新のmacOS 10.15.4、ならびにその修正版で起きています。
macOS 10.15.4で報告されている不具合
※Image quote source is pixabay.
最新macOS 10.15.4がかなりヤバイ状況になっています。
3月下旬にmacOS Catalina 10.15.4がリリースされました。「Macを自動的に最新の状態に保つ」にしたままの方は、当然、macOS 10.15.4になってしまいました。
そういう「自動選択者」「自分の意思で選択した者」たちのなかから、macOS 10.15.4のかなり深刻なバグは報告されています。
ネットでは次のような不具合があることが報告されています。
- 大容量のファイル転送の際、システムがクラッシュする
- 多くのIOスレッドを扱う場合にシステムクラッシュする
- スリープから復帰した直後にシステムクラッシュする
- Macがスリープ中に接続されたHDDノ回転数ガ上昇・下降を繰り返しドライブ損傷の可能性がある
などなど。
サイト管理人「たもつ」(以下、「私」と記します)は、どれも深刻だと判断し、macOS 10.15.4のバージョンアップは対応していません。
通常、このような場合は、「不具合修正したものが出てしばらく様子見」となります。しかし…
4月6日にmacOS 10.15.4の不具合修正版が配信されました。残念ながら、それでもシステムがクラッシュすることは修正されていない…との報告がネットで散見されます。
以上のことから、私は
「macOS 10.15.4についてはシステムクラッシュしない修正版をきちんと認識できないうちは、バージョンアップしない」
と決めました。
macOSの自動バージョンアップはしない!
※Image quote source is pixabay based.
以上のようなことがありますので、macOSの自動バージョンアップは「オフ」にしておくことが懸命です。ただし…
OSを最新状態に保つことは、マシンを乗っ取られるなどの深刻な状況を阻止するためにも重要です。
ですから「Macを自動的に最新の状態に保つ」を「オフ」にしておいたとしても、常に情報をウォッチしながら、自分の意思で「Macを最新の状態に保つ」ことが重要です。
これをしないと、自分のマシンが他の方々への迷惑の大元になってしまうことがあります。
「Macを自動的に最新の状態に保つ」を「オフ」にする方法
「システム環境設定」⇒「ソフトウエアアップデート」。
これが次のようになっていたら、変更することをお勧めします。
やり方は次の通り。
そして、こうなればOKです。
大切なことなので繰り返します。
「Macを自動的に最新の状態に保つ」を「オフ」にした場合…
macOSの不具合状況を確認・判断しながら、自分の意思で「Macを最新の状態に保つ」ことが重要です。
まとめ
※Image quote source is pixabay.
最新のmacOS 10.15.4の不具合が深刻だという情報、並びに、「Macを自動的に最新の状態に保つ」を「オフ」にすることのお勧めについて書きました。
以上の考え方は、他のOSについても同じです。
自動は便利だけど、同時に怖いことでもあるのです。
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本記事執筆者:たもつ
最終更新日時:2020-05-03 09:15:13
記事投稿日時:2020-05-03 08:49:46