ブログ管理人「ShiGe☆」(しげ)です。
この記事では、私がここ1ヶ月に読んだ6冊の本がたまたま(?)「同じ事を示唆している」という気づきのもと、この6冊を簡単に紹介します。
併せて、この6冊を読むについては「聞く読書」がお薦めですという点にも触れます。
なお、別途、それぞれについてのより詳しい紹介記事は書こうと考えています。
6冊が示唆するものが同じ?
ここ1ヶ月では10冊ほどの本を読みました。そのなかで、以下に示す6冊が「同じことを示している」ということに気づきました。
これは「たまたま同じことを示していた!」というより、私の今の問題認識が同様の本を呼び込んだと癇癪するほうが正しいと思います。
- ファクトフルネス(ハンス・ロスリング他著)
- 嫌われる勇気(岸見一郎・古賀史健著)
- 幸せになる勇気(岸見一郎・古賀史健著)
- Think Smart(ロルフ・ドベリー著)
- Think right(ロルフ・ドベリー著)
- Think cleary(ロルフ・ドベリー著)
これらの6冊、初見のものもあれば、再読のものもあります。そして、読み方ですが、全部「聞く読書」で2回ずつ以上聞きました。
ちなみに、6冊全部オーディオブック版以外に、電子書籍版も購入済。
そして、このブログで紹介している「電子書籍を紙の本の様に使い倒す方法」で自在に書き込み・線引き・マーカー塗りが出来る方式に変換し、電子書籍としても通読しています。
6冊が示唆していること
この6冊が示唆していることが全部同じであるということは、6冊すべてをこの1ヶ月で最低1回以上読み終わった時点で気づきました。
結果から考えると、今、私が持っている問題認識に沿った本を選んだということを再認識したと言えるでしょう。
6冊が示唆していることはコレです。
- 私たちのまわりには陥りやすいバイアスがたくさんある。まずはその存在を知り、そしてその回避方法を知り、実践しよう。
前述の6冊は「私たちのまわりにあるバイアス」がいかに身近にあり、それも思いのほか多いのかということを知らしめてくれます。
そして、それらがもたらす問題についても、具体的に示してくれます。
さらに、問題の提示だけで終わるのではなく、私たちが日常においてどのようにそれらに対しての回避行動をすればいいのかも教えてくれます。
6冊それぞれを概略紹介
以下、前述6冊それぞれの概略紹介です。
ファクトフルネス

ファクトフルネスとは――データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。
アマゾンから引用
嫌われる勇気
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】
(中略)
本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。
アマゾンから引用
幸せになる勇気
◆大ベストセラーとして空前のアドラーブームを巻き起こした『嫌われる勇気』の完結編!◆
アマゾンから引用
前作『嫌われる勇気』でアドラーの教えを知り、新たな生き方を決意した青年。その彼が3年ぶりに哲人のもとを訪れる。
(中略)
哲人と青年の対話は、教育論に始まり、仕事論、組織論、社会論、人生論へと及び、最後には「真の自立」と「愛」というテーマが浮かび上がる。そして、最後に哲人が説くのは、誰もが幸せに生きるために為すべき「人生最大の選択」についてだった。果たしてその選択とは? あなたの人生を一変させる劇薬の哲学問答、再び!
Think Smart

◆「スイスの知の巨人」が数多の学術研究から導いた、逆説的幸福論。
アマゾンから引用
私たちの成功や幸せを台なしにするのは何か?人生で減らすべき「間違い」とは何か?
認知心理学や社会心理学をはじめとした過去30年間の学術研究にもとづき、スイスのベストセラー作家が「思考の誤り」についてまとめた逆説的幸福論。
「すべきでないこと」は、「すべきこと」よりはるかに影響力がある。「幸福」を手に入れるのではなく「不幸」を避ける。そうすれば「よい人生」が手に入ると著者は断言する。
Think right

★『Think clearly』『Think Smart』の著者ロルフ・ドベリ氏による世界的ベストセラー、待望の復刊!
アマゾンから引用
★ドイツ『シュピーゲル』紙のベストセラーリストのトップテンに3年間にわたり、ランクインした超ロングセラー!
★40を超える国で翻訳出版!
わたしたちは、なぜ誤った判断を下してしまうのか?最新の知識と学術的な裏づけをもとに、失敗や不安につながる「思考の落とし穴」について纏め上げた一冊。ものごとを見る新たな視点が、きっと手に入る。
Think cleary

■複雑な世界を生き抜くための、鮮明なる指針!
この複雑な世界を生き抜くために、私たちは、何を指針にすればいいのか?「よい人生」とはいったいどういうものなのか?
古代の伝統的なモデルから最新の心理学研究の結果、ストア派をはじめとする哲学や、バリュー投資家の思考まで、膨大な研究結果をひもときながら、「よい人生」を送るための52の思考法を本書で明らかにする。(中略)
アマゾンから引用
多くの学術研究の裏づけにもとづいた、人生が上向きになる「具体的なノウハウ」が満載。強力な「思考の道具箱」をぜひ手に入れてほしい。
「聞く読書」のすすめ、オーディブル or キンドル
この記事で紹介した6冊は、アマゾン聞く読書「オーディブル」でも、アマゾン電子書籍「キンドル」のいずれでも取扱いがあります。
私はこのブログで「聞く読書」を推奨していますが、それは「スキマ時間の活用で、いつでもどこでも手軽に、そして速く読書できる」という理由です。
聞く読書には大きく2つの方法があります。それは
- 「聞く読書」専用(例えばオーディブル)の書籍を購入して、聞く
- Kindleの電子書籍を購入して、聞く
[1]については、いくつかの選択肢がありますが、私がいま一番多用しているがアマゾン「オーディブル」です。多用する最大の理由は、1冊当たり平均価格が圧倒的に安くなるからです。
平均 2,000円前後の本を、1,200円から1,500円で購入することができるからです。ただし、1,000円以下の「聞く読書の本」については、オーディブル以外のところで購入しています。
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[2」については、選択肢は1つだけ。アマゾン電子辞書「キンドル」です。
最近のキンドル書籍のほとんどは、読み下せる機能があり、それを活用することで「聞く読書」が可能となります。
このキンドル電子書籍で「聞く読書」をするということに関しては、こちらの記事をどうぞ。
↓ ↓ ↓ ↓

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ところで[1]と[2」の最大の違い、それは読み手がプロのナレーターであるか、Aiを活用した機械声であるか。
前者、すなわち「オーディブル」音声のほうが圧倒的に聞きやすいことは言うまでもありません。一方、後者も慣れればそれほどの違和感はありませんが、AI独特の「読み間違い」がちょいちょいあることには目をつぶりましょう(笑)。
まとめ

あるとき、集中的に「6つのオーディオブック」を並列で聞いていました。そして…
その「6つのオーディオブック」が、ある1つの真実を教えてくれました。それが「認知バイアス」。
「私たちのなかには、普段から物事の捉え方を間違いやすいものがある」という真実は、衝撃的であると同時に、何か、目が開けた思いがしました。
その6冊について、簡単に紹介したのが本記事です。
冒頭にも書きましたが、個々の本については、別途、紹介記事を書くつもりです。
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なお、今振り返って、「6冊同時に読めた(聞けた)のは、まさにオーディオブックだったから」です。
同じような傾向の書籍を並列多読するときも、「聞く読書 オーディオブック」は適しているということ実体験しました。