「荒れる名古屋場所」という言葉どおり、7月場所は序盤戦から横綱・大関が休場という事態に。
しかし、この不安を吹き飛ばすくらい、たくさん応援しがいのあることがありました。
三役すべてから白星をあげた前頭筆頭・錦木の破竹の連勝。
同じく、前頭の北勝富士が千秋楽まで優勝争いに絡む素晴らしい相撲を展開しました。
また、実現はしませんでしたが、3関脇の同時大関昇進も、終盤まで目を離せませんでした。
さらに、揃って2桁白星&三賞を受賞した新入幕3力士の大活躍は、来場所以降の大きな楽しみに繋がります。
とくに、優勝争いの先頭を走っていた錦木や北勝富士に勝ち、千秋楽まで優勝争いをした伯桜鵬は、優勝を逃したとはいえ、多くの大相撲ファンが、伯桜鵬の姿に、宮城野親方(横綱・白鵬)のような将来の大活躍を見たのではないでしょうか。
波乱スタートの7月場所でしたが、とても楽しませてもらえました。力士のみなさん、そして、関係者のみなさん、ありがとうございます。
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さて、恒例ですが、来場所の幕内番付予想をさせていただきます。
合わせて、来場所の見どころなどについて記します。
幕内番付予想のTOPIO流、自己ルール
TOPIO版・幕内番付予想ですが、次のような自己ルールを設けています。
- 幕内番付予想に際し、他者の番付予想は一切見ない、参考にはしない。
- 記事アップしたのち、誤字や情報追加の修正はしても、予想した番付の修正はしない。
- 9月場所の正式な幕内番付が発表された後は、次回予想の反省材料としつつも、正誤を確認する記事は書かない。
大相撲・幕内番付予想〜2023年9月場所
TOPIO版の幕内番付予想(2023年9月場所)は、次の通りです。

幕内の空きを4つとして、十両からの入幕を検討しました。
予想する上での懸念点など
今回もかなり機会的に予想を実施。
特に、迷った点はありませんが、平幕については、広い心でご覧になってください。
大相撲2023年9月場所の見どころ
2023年9月場所の見どころは、いろいろ盛りだくさんです♪
豪ノ山・湘南乃海・伯桜鵬の活躍
まずは、7月場所新入幕の3力士、豪ノ山・湘南乃海・伯桜鵬がどれくらい活躍してくれるかという期待ですね。
なにしろ、新入幕にして3人全員が2桁白星&三賞獲得という大活躍。さらに伯桜鵬は千秋楽まで優勝争いに絡む展開です。
そんな3力士には、7月場所のデジャブのような活躍、より具体的には、11月場所には3人揃って三役に昇進できるような大活躍を期待しています。
- 豪ノ山 25歳(武隈部屋)
- 湘南乃海 25歳(高田川部屋)
- 伯桜鵬 20勝(宮城野部屋)
なお、年齢は、9月場所初日次点の年齢です(以下、同じ)。
3大関の活躍に期待
7月場所後に大関昇進がほぼ確実な豊昇龍については、引き続きの活躍、つまり、連続優勝を期待しています。
そして、貴景勝と霧島は残念ながら伴にカド番。なので、そんな不安を吹き飛ばすくらいの活躍、3大関が終盤まで優勝争いをするくらいの展開に期待しています。
そのような状況があってこそ、若手が伸びるハズです。
さらに、はっきり言えば、3大関のいずれかが優勝を果たし、11月場所を横綱昇進挑戦場所にしてもらいたい。
- 霧島 27歳(陸奥部屋)
- 貴景勝 27歳(常盤山部屋)
- 豊昇龍 24歳(立浪部屋)
3関脇の活躍にも期待!
7月場所で惜しくも大関昇進を逃した大栄翔と若元春。9月場所はこの2人に加えて、琴ノ若が関脇になるハズです。
関脇が活躍する場所は面白い場所になります。7月場所もそうでしたね。
そんななか、3関脇には、11月場所が揃って大関挑戦場所になるくらいの目覚ましい活躍を期待しています。
大栄翔や若元春は7月場所での2桁白星を逃したので、11月につなげるなら「狙え幕内優勝」です。
- 大栄翔 29歳(追手風部屋)
- 若元春 29歳(荒汐部屋)
- 琴ノ若 25歳(佐渡ヶ嶽部屋)
まとめ
大相撲2023年9月場所の幕内番付予想を勝手に(!)やらせていただきました。
異論・反論は受付していませんので、ご容赦ください。
なお、9月場所についても、前述したように様々な活躍が期待され、7月以上の面白い展開になることを願っています。
また、横綱、そしてカド番の2大関の完全復帰も期待しています。
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繰り返しますが、大相撲、全力士のみなさん、大相撲を支える関係者のみなさん、お疲れ様でした!