大関・豊昇龍が巴戦(ともえせん)を制し、2回目の幕内最高優勝を決めて1月場所が終了。
豊昇龍が場所後に横綱に推挙されるという前提で、恒例の「3月場所幕内番付予想」をしました。
併せて、「3月場所の幕内優勝予想」と、「3月場所の4つの期待」について書きました。
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豊昇龍については、こちらの記事もどうぞ!

2025年3月場所、幕内番付予想!
サクッといきます。筆者 TOPIOの予想は、コレです。

新横綱誕生!
<#豊昇龍 一夜明け会見>
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) January 27, 2025
豊昇龍より皆様にメッセージです。#sumo #相撲 #一月場所 #初場所 #優勝 pic.twitter.com/XsOuKH0TpO
1月場所中に第73代横綱・照ノ富士が引退。
具体的には1月17日に引退会見がありました。この引退会見時点で大関・琴櫻は1勝5敗で、横綱昇進は消し飛んでいました。そうなると「新横綱誕生」の残る望みは、11月場所に準優勝した大関・豊昇龍が優勝することです。しかし、彼もまた負けがこんでしまいました。9日目が終わって6勝3敗。一方、平幕・金峰山は優勝戦線をひた走り、9日目で9連勝。
この絶望的な展開に、多くの大相撲ファンが、「3月場所は横綱不在の場所になる」と心配していたことでしょう。
ところで、平幕の金峰山は力強い相撲で、中日8日目から14日目までは優勝戦線単独トップを維持し続けます。そのままリードを続け千秋楽へ突入。千秋楽に勝てば、星一つの差のままで「カザフスタン力士が優勝!」という状況を迎えました。それはそれで「これからの希望の星が誕生」ですから、喜ぶべき状況です。
しかし、千秋楽を迎えて、おそらく多くの大相撲ファンが望んでいたのは、「豊昇龍、王鵬、金峰山の巴戦」。それが実現してしまうミラクルな展開に!!!
千秋楽・本割で、まず、王鵬が金峰山を破り、12勝3敗同士の「優勝決定戦」が確定。さらに、大関戦で豊昇龍が琴櫻を破り、12勝3敗。相撲ファンが痺れる展開「巴戦(豊昇龍・王鵬・金峰山)」となりました。
ここで問題が。本割りで平幕に3敗している豊昇龍。彼が巴戦で優勝し、場所後の横綱推挙を実現するには、「巴戦、最初の2戦で連勝して優勝することが必至」という状況になりました。
そして、それを豊昇龍が見事にやりとげました。
NHKの大相撲中継中に「場所後に横審が開催される」とのリポートあり。第74代横綱・豊昇龍が誕生する可能性は大となりました。
これを受け、この「3月場所の幕内番付予想」では、横綱・豊昇龍を前提につくりました。
2025年3月場所の期待と幕内優勝予想
王鵬と豊昇龍って入門同期で新弟子時代とても仲良かったので出世がちょっと出遅れてた王鵬がようやく地力を出して今場所活躍&巴戦だけど優勝決定戦で2人が戦うことになったの胸アツすぎるな😭 pic.twitter.com/6AMlQcDiBo
— riri (@ririOMY) January 26, 2025
いつもは、たくさんの期待を書きますが、今日はこれもサクッといきます。
3月場所の期待は…
- 期待1:
- 大関・琴櫻が中日でカド番脱出すること。そして、千秋楽まで優勝争いをすること。強い琴櫻復活を見せてほしい。
- 期待2:
- 大関・大の里、3回目の幕内優勝。そして、5月場所の連続優勝&場所後の横綱昇進につなげてほしい。
- 期待3:
- 11勝以上の勝ち星で王鵬の関脇昇進が実現。そして、続く、5月場所、7月場所で「直近3場所で33勝以上」を達成。7月場所後に新大関昇進。
- 期待4:新入幕・安青錦の活躍
- 安青錦ならば、「尊富士のデジャブ」が期待できるかもしれません。「新入幕での初優勝」です。
- 尊富士の「新入幕での初優勝」という「あり得ないこと」が起きたあとには、同じようなことが続くものなのです。その不可思議な現象については、筆者TOPIOが書いた次の記事をお読みください。

繰り返しますが、2025年、大の里は横綱に、そして、王鵬は大関になると予想します。
3月場所の幕内優勝予想
- 予想1番手:大関・大の里
- 大相撲ファンが期待するのは「東西の2横綱体制」です。その期待を込めての予想1番手。
- 予想2番手:横綱・豊昇龍
- 大相撲ファンが横綱・豊昇龍に期待するのは「強い横綱」です。
- 予想3番手:大関・琴櫻
- 1月場所の雪辱で、横綱昇進挑戦を自ら早々に勝ち取ってほしい。
2025年は、2横綱体制になるでしょう。もう一人の横綱、それが大の里であるのか、琴櫻であるのか。3月場所はそれが見えてくる場所となるのではないでしょうか。
まとめ
横綱・照ノ富士が引退し、「横綱不在」を心配していましたが、豊昇龍が第74代横綱に推挙される流れのようで、安心しました。
来場所以降は、豊昇龍に続く横綱が誰になるのか、近々で大関に昇進するのは誰かという点に注目していきたいと考えています。
なお、1月場所の金峰山の活躍で、彼の祖国「カザフスタン」について興味を持った方もいることでしょう。
筆者 TOPIOも同様で、「カザフスタン」について読みやすいリスト形式で記事にまとめました。

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