「初三役・大の里の初優勝」で終わった5月場所。
大の里が、このままの勢いで早々に新横綱を実現するのは、多くの大相撲ファンの期待かもしれません。
しかし、それがストレートに実現するほど新横綱の誕生は簡単ではないことを、大相撲ファンも、もちろん力士たちも分かっているハズ。
さて、そんなことを考えながら、この記事では、14日スタートの大相撲・幕内の優勝予測と、7月場所への期待を書きます。
- 7月場所の幕内優勝予想
- 7月場所に寄せる4つの期待
について書かせていただきます。
7月場所の幕内番付(確定版)
7月1日に発表された7月場所の幕内番付は次の通り。
![](https://anxious-topics.com/wp-content/uploads/2024/07/6a9f75a458206518d4c7f04abd6d08a4-781x1024.jpg)
7月場所の幕内優勝予想
7月場所の幕内優勝予想(TOPIO版)は、後述する期待を込めて次の関取です。
- 一番手:豊昇龍
- 二番手:琴 櫻
- 三番手:大の里
▢ ▢ ▢
いつもは「本命」「対抗」「大穴」的に3人の優勝予想をします。
しかし、今回ばかりは、豊昇龍、琴櫻、大の里の3人、誰が優勝してもおかしくないと考えています。
また、優勝はこの3人以外には無いとも考えています。
横綱・照ノ富士は満身創痍で、初日出場できても千秋楽まで出来るかも分かりません。
角番大関・貴景勝も、10勝で大関特例復帰が果たせる関脇・霧島も、怪我がネックで、優勝は難しい。
逆に、優勝するくらい頑張りすぎると、それは2人の相撲人生を終わらせることにもつながる…。
残る三役で、優勝が狙えそうなのは大栄翔だが、実力的にちょっと・・・。
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平幕で、優勝してほしい関取は2人かいるが、それは希望であって、実力的には、かなり難しいと判断。
その2人とは、「高安」「熱海富士」。
高安はラストチャンス、熱海富士は今後の新大関・新横綱へのスタートダッシュとして。
7月場所、4つの期待
- 大の里(24歳)の活躍
- 「9月場所後の大関昇進」につながる活躍
- 連続優勝で、1場所の関脇で大関昇進の可能性あり!
- 大関の復調&復活
- 豊昇龍(25歳) or 琴櫻(26歳)の優勝
- 9月場所、新横綱誕生の夢へつながれ!
- 貴景勝(27歳)のカド番脱出
- 関脇に陥落した霧島(28歳)が、10勝以上をあげて、9月場所に大関特例復帰を果たす
- 豊昇龍(25歳) or 琴櫻(26歳)の優勝
- 早々に三役を狙える平幕若手(26歳以下)の活躍
- 熱海富士(21歳)、湘南乃海(26歳)、豪ノ山(26歳)、王鵬(24歳)、琴勝峰(24歳)、金峰山(27歳)
以上の7月場所の期待を大きくまとめると4つになります。
期待1・新横綱誕生に繋がる展開
近々での大相撲を考えたとき、満身創痍の横綱・照ノ富士の引退を前提に考えなければなりません。
つまり、早いと7月場所、遅くも2024年中には引退が考えられる照ノ富士。
要するに、早々に新横綱実現が必要だということになります。
現実的な可能性があるケースは次の通り。
【9月場所後に新横綱誕生パターン】
- 大関・豊昇龍、もしくは大関・琴櫻が、7月場所・9月場所と連続優勝を果たす。
【11月場所後に新横綱誕生パターン】
- 大関・豊昇龍、もしくは大関・琴櫻が、9月場所・11月場所と連続優勝もしくはそれに準ずる成績を収める
- 関脇・大の里が、7月場所全勝優勝を果たし、7月場所後に大関昇進、9月場所・11月場所と連続優勝を果たす
あくまでも個人の希望だが、来年1月場所後の段階では、最低でも2横綱体制、できれば3横綱体制(大の里、琴櫻、豊昇龍)が実現し、それなりに明るい大相撲の展開を見たい。
以上から…
7月場所の1番の期待は、「9月場所後、もしくは11月場所後に新横綱誕生が実現するような流れに結びつく展開」があること。
期待2〜新大関昇進に繋がる展開
さて、仮に「2横綱体制」or「3横綱体制」が確立すると、次なる期待は、次世代を狙う新横綱候補、つまり「新大関」の誕生だ。
今年から来年3月場所くらいまでに新大関が期待できる関取は次の者たち。
- 大栄翔
- 熱海富士
現実的に見たとき、この2人しかいないことに、びっくり。
大栄翔については、7月場所2桁をあげて、9月場所には関脇復帰が前提。
そして、9月場所、11月場所と連続2桁、直近通算3場所33勝以上で、11月場所後の大関昇進を決めてもらいたい。
熱海富士については、大栄翔に1場所遅れて、来年初場所後の大関昇進を期待する。
あとは、尊富士の復帰だけど、これにはもう少し時間がかかる。
さらに期待するとすれば、湘南乃海が突然強くなることだろうか(笑)。
期待3〜熟練関取の活躍
これは毎場所、若手の活躍と同じくらい期待していること。
それが、熟練関取たちの活躍です。
具体的には玉鷲(39歳)、宝富士(37歳)、佐田の海(37歳)、高安(34歳)、遠藤(33歳)。
7月場は西十両筆頭の妙義龍(34歳)も注目、9月場所の再入幕に期待しています。
ここに書いた6人の熟練関取らの活躍は、驚愕です、凄すぎます、素敵です。
7月場所の予想ということを忘れて言うと、実は毎場所「玉鷲の3回目の幕内優勝」を期待しています!
今回の記事の「7月場所幕内優勝予想」の3番手までに、玉鷲関は入れていませんが、いつも、密やかに期待しています♪
期待4・輪島以来「大学出身横綱誕生」への期待
1974年、入門3年半で日本大学相撲部出身の輪島が第54代横綱に昇進しました。
それ以来、大卒者の横綱昇進は実現していません。
それが大の里の新横綱昇進で、実現するのではと期待しています。
実また、次に記す尊富士・豪ノ山にも期待しています。
- 大の里(二所ノ関部屋・24歳)
- 日本体育大学相撲部、学生横綱・アマチュア横綱
- 尊富士(伊勢ヶ濱部屋・25歳)
- 日本大学相撲部
- 豪ノ山(武隈部屋・26歳)
- 中央大学相撲部
まとめ
7月1日に7月場所の幕内番付が発表となりました。
その番付を見ながら、「幕内優勝予想」と「7月場所の4つの期待」について書いてみました。
私 TOPIOの勝手な想いを綴っています。
7月場所もワクワクするような展開を期待しています!