優勝は霧馬山、朝乃山、大栄翔? 大相撲 2023年5月場所10日目を終えて

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大相撲2023年5月場所・10日目を終えて、優勝争いの状況が、また動きました。

つまり・・・さらに、めちゃめちゃ、面白くなってきました♪


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ところで、今日10日目で、全体の3分の2の取組が終わりました。

通常、幕内には42人の力士がいて、毎日、命がけの取組をする訳です(正確には、休場者・引退者などを含め42人です)。

さて、3分の2が終了した時点で、勝ち越し(8つ以上の白星を重ねること)は、何人いると想いますか。

実は、たったの4人です。

横綱・照ノ富士、関脇・霧馬山、前頭・明生、そして、前頭・朝乃山。

単純計算ですが、42分の4で、9.5%です。

いかに、大相撲という勝負が難しいものであるのか・・・と思うのです。

同時に、そんな難しい大相撲の幕内優勝というのは、とても素晴らしいものだ、とも思うのです。

目次

優勝争いの展開が面白い!

9日目が終わった段階で、優勝争いは13人でしたが、10日目では、それが10人に絞られました。

詳細は、あとの項で書きますが、今後、ますます面白い展開になります。

その理由は、「優勝争い同士の星のつぶしあいが、どんどん展開される」からです。

これまで上位戦のなかった、朝乃山、平戸海、北青鵬たちも、白星を重ねる限り、容赦なく、上位戦が組まれます。

そんなこんなで、早いと12日目が終わる頃には、優勝争いが2人くらいに絞られるかもしれませんね。

期待するのは、本割で同星の結果、優勝決定戦(できれば巴戦を望む!)で優勝が決まるパターンです。


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ところで、場所前にTOPIOが掲げた優勝争い予想3人「霧馬山、朝乃山、大栄翔」は、今のところ優勝争いに入っています!


なお、TOPIOによる場所前の幕内優勝予想については、こちらの記事をどうぞ。

優勝予想1番手〜霧馬山について

さて、TOPIOが場所前に予想した幕内優勝予想1番手は、関脇・霧馬山。

10日目の対戦相手は、関脇・若元春です。

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「小手投げ」で霧馬山、白星。今場所通算 8勝2敗。

これは霧馬山史上、最短の勝ち越しだとか。


大関昇進まで、あと白星2つね♪

動画はこちらから→NHK大相撲動画へ飛ぶ

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実力のある関脇同士の星のつぶしあい。

立ち会いから、互角でどちらが勝ってもおかしくない状態、それが・・・。

霧馬山の小手投げで、若元春の身体が土俵外に吹っ飛びました。

大相撲って凄いな、怖いなと感じた一番です。

そして、霧馬山にとって、大きな一番となったことは間違いありません。

大関昇進が近づく、連続優勝が近づく、大関で活躍する自信がつく・・・。

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なお、11日目の対戦相手は、前頭9枚目・平戸海。

過去の対戦は無く、初顔合わせです。


今場所の平戸海は好調で、霧馬山に勝つ力は十分にあります。

面白い一番になることは間違いないと思います。

優勝予想2番手〜朝乃山について

10日目の朝乃山の対戦相手は、前頭9枚目・平戸海。

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「叩き込み」で、朝乃山、白星、今場所通算 9勝1敗。

動画はこちらから→NHK大相撲動画へ飛ぶ

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立ち会い強く当たった朝乃山が、その強さを活用しての鋭い叩き込み。

最近、活躍著しい平戸海とはいえ、力量差は歴然といった取組でした。

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なお、11日目の対戦相手は、前頭6枚目・明生、連日の「優勝争い星のつぶしあい」ですね。

過去は7戦で、朝乃山が5勝2敗。

ここまでの10日間の対戦は、実力差のある関取との取組ばかりでしたが、明生は違います。

現在の朝乃山の実力度合いを測る一番となりそうです。

優勝予想3番手〜大栄翔について

10日目、大栄翔の対戦相手は、前頭5枚目・琴勝峰。

今場所の琴勝峰は絶不調、なので、転がり込むような白星になりそうです。

・・・と思っていたら。

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琴勝峰、休場につき、大栄翔の不戦勝、通算、7勝3敗。

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しかし、この中盤戦最終日である10日目に、どうして、この取組を組むのか・・・唖然&残念です。

もっと、優勝争いの星のつぶしあいに大栄翔をどんどん巻き込まなければ、大栄翔も、より強くなる機会を失います。

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なお、11日目の大栄翔の対戦相手は、大関・貴景勝。

過去の対戦は・・・データにアクセスできず、わかりません(T_T)

貴景勝は、優勝争いから後退したとはいえ、「押し一つで勝ち上がってきた実力者」なので、押し相撲同士の戦い、楽しみです。

独り言・・・ますます、面白くなってきた!

10日目、中盤戦が終わって、現時点の優勝争いは、「トップから星の差2つ」〜7勝3敗までの10人の関取たちです。

前日9日目が終わった段階での優勝争いは13人でしたから、少し絞られてきました。

この10人の関取のなかで、優勝可能性が高いのは、太字に示した6人です。

通常なら8勝2敗までの5人となりますが、7勝3敗のなかでも大栄翔は幕内優勝経験者なので、一つ抜きん出ていると見ています。

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これら10人の対戦相手をご覧になれば分かるように、優勝争い同士の星のつぶしあいが始まっており、それが終盤戦では、いよいよ熾烈になってきます。

早いと12日目くらいには、優勝争いが2〜3人に絞られてくるでしょう。

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ところで、10日目の取組を見て、この10人のなかで大注目した関取が1人います。

それは、身長204cm、21歳と伸び盛りの北青鵬です。

北青鵬は、宮城野部屋(元横綱・白鵬が親方)所属で、モンゴル出身。

ですが・・・すでに5歳から日本に居て、すっかり日本に馴染んでいます。

今場所、幕内入幕2場所目、早くも幕内優勝を手にするか?

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そんな北青鵬を含め、大栄翔までの6人は、誰が優勝してもおかしくない状態ではないでしょうか。

まとめ〜10日目を終えて

10日目を終えて、優勝争いは前述した表で示した10人の関取たちです。

繰り返しますが、特に前表の太字で示した6人の関取たちから、今場所の幕内優勝者が出ると考えています。

11日目からは終盤戦。

優勝争い同士の星のつぶしあいが始まります。


11日目で、特に注目の取組は3つ、「朝乃山 対 明生」、「若元春 対 北青鵬」、「霧馬山 対 平戸海」です。

また、これ以外にも、11日目・12日目は、優勝争いがドンドンと絞られるという点で、見逃せません!

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