聴き放題Audible歴、5年目に突入した筆者 taoが、あなたにオススメ本を紹介します。
ちなみに、私 taoは月平均で30〜50冊の本を聞いています！
気に入った作品については、電子書籍 Kindle版を購入して二度楽しむ♪
こんなことができるのも、Audibleは、ながら読書が可能だし、
倍速で聞くことができるからです。
散歩しながら、家事をしながら、通勤途中 etc。
「ながら読書で、あなたの人生を豊かに！」をモットーに作品紹介しますね！
なお、ネタバレは極力抑えますので、ご安心を。
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今回の聴き放題Audibleの紹介は・・・
上田秀人作『百万石の留守居役』です！
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耳より情報・・・
月額1500円のAudibleですが、
上田秀人『百万石の留守居役』概要
歯科医と兼業だった作家・上田秀人氏が、歯科医を休業し、作家に専念したのが2013年。
本作『百万石の留守居役』は、そんな作家専業となった2013年から執筆された作品。
以来、講談社から続々と『百万石の留守居役』シリーズが発刊されて、2019年の文庫描き下ろしである、17巻目『要訣 百万石の留守居役』で完結しました。
なお、上田秀人氏は、2022年に『百万石の留守居役』シリーズで、第7回・吉川英治文庫章を受賞しています。
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「そうせい侯」として有名な徳川第４代将軍・家綱時代、百万石の外様大名である加賀藩に、藩を二分するお家騒動勃発！？
そんなお家存亡の折に、若き藩士・瀬能数馬（せのうかずま）が、江戸留守居役に大抜擢をされるも・・・。
シリーズ全体の聞き所（面白さは）？
「百万石の留守居役」シリーズは、上田秀人が描く加賀百万石の華やかな時代背景と複雑に絡み合う人間模様が魅力的な歴史ミステリーです。
留守居役としての重責を担いながら、数々の謎を解き明かしていく主人公の活躍は、読む者を一気にその時代へと引き込みます。
このシリーズを通じて、歴史の深さと人間の心理を味わい尽くしましょう。
『百万石の留守居役』背景と主な登場人物
ネタバレにならない程度に、作品の時代背景などを書きます。
「そうせい侯」こと、徳川第４代将軍・家綱は、世継ぎが無い状態で、明日をもしれぬ病床にあった。幕政は大老・酒井忠清が担い、そして、家綱を支えていた。
酒井は、家綱の意向を受け、加賀藩主・前田綱紀を第５代将軍にすべく動き出した。その裏にはとてつもない策謀を秘めていた・・・。
しかし、加賀藩では、第５代将軍を受けることを良しとする者たち（敢えて強行派と記す）と、否とする者たちで二分することとなる。
「否」の者たちで占められた感のある加賀藩であったが、数少ない強行派であった前田直作（まえだなおなり）が、ある使命で藩主の居る江戸に向かう。
前田直作一行は、「殺戮してでも前田直作の江戸行きを阻止しようとする者たち」に執拗に襲われる。
そんななか、前田直作一行には、剣の使い手で直作を助け、活躍する若者がいた。
加賀藩のなかでは傍系中の傍系程度の家柄でしかない瀬能数馬（せのうかずま）。
途中を思いっきり端折るが、瀬能数馬は、齢23歳にして江戸留守居という大役に任じられた。
そして、どろどろした政治が展開される・・・。
江戸留守居役とは・・・
江戸留守居役とは、大名家における外交官。藩の江戸屋敷におり、幕府や大名諸家との生涯や情報収集を行う。
任を果たすためには、権謀術策渦巻く、どろどろした江戸留守居役同士の戦いに方なければならない・・・。
人生経験も少ない数馬には、とうてい荷が重すぎる役であるが・・・。
主な登場人物
- 瀬能数馬（せのう かずま：主人公）
- 若き加賀藩士。千石取りだが無役同然。加賀藩のなかでは家柄的には外様の中の外様である。そんな数馬だが、「藩の外交官である江戸留守居役」に任じられてしまう。大役である。老練さ・ずるさが必須の江戸留守居役にもかかわらず、数馬にその力量は、まだ無い。その抜擢から瀬能数馬の苦労がはじまる。ちなみに、抜擢の発端は、数馬が前田直作の命を２度助けたこと、そして、加賀藩筆頭宿老・本田長政の出戻り娘・琴と婚姻を結ぶに至ったことによる。
- 前田綱紀（まえだ つなのり）
- 加賀藩の四代目藩主で名君として名高い。ちなみに、加賀藩は二代目藩主・前田利常のとき百万石となる。その利常の孫が前田綱紀。
- 前田直作（まえだ なおなり）
- 加賀藩重臣、人持ち組頭。綱紀を支える。国元での意見対立で孤立してしまう。そんなとき、数馬に助けられる。その後、数馬の人となりと潜在的な能力を理解し、支える人となる。
- 本多政長（ほんだ まさなが）
- 徳川家康の懐刀であった本多正信の血を引 き、加賀藩の筆頭宿老（五万石）として藩政に力をもつ人物。しかし、本多正信の反逆・流浪・抜擢などの在り方故に、加賀藩にあっての本田長政の立ち位置は「徳川の隠密だ」と公然と噂されている。本当の姿は・・・。
- 琴（こと）
- 本多政長の娘で出戻りだが、数馬を見初め（？）、数馬の許嫁となる。男勝りの智謀を巡らす力を秘めている。琴は金沢、数馬は江戸と、長距離恋愛が続く。
- 佐奈（さな）
- 江戸留守居役となった数馬の日常を支えるために、琴が差し向けた女中。留守居役は役目上・妾が必要となったため、許嫁・琴了解のもと、数馬の形上の妾となる。
- 堀田正俊（ほった まさとし）
- 第四代将軍・家綱政権下の老中。第四大将軍・家綱の世継ぎを巡って、大老・酒井忠清の思惑とは違う行動をとる。それは、「館林藩主・綱吉を五代将軍に」というもの。
- 小沢兵衛（おざわ ひょうえ）
- 加賀藩の元江戸留守居役。不祥事があり解任されるも、捕縛される前に老中・堀田に召し抱えられる。
『百万石の留守居役』すぐ聞ける巻はどれ？
冒頭のほうで記したが、『百万石の留守居役』は全17巻のシリーズ。
このうち、Audibleで今すぐ聞けるのは第1巻から第5巻まで。
でも、ご安心ください。
第17巻まで、配信日は決まっているので、少し待つことになるけど、全巻聞く読書が可能となります。
ちなみに、第6巻以降の配信予定は次の通り。
- 第６巻 2024年5月2日
- 第７巻 2024年5月17日
- 第８巻 2024年5月31日
- 第９巻 2024年6月14日
- 第10巻 2024年6月28日
- 第11巻 2024年7月12日
- 第12巻 2024年7月26日
- 第13巻 2024年8月9日
- 第14巻 2024年8月30日
- 第15巻 2024年9月20日
- 第16巻 2024年10月25日
- 第17巻 2024年11月22日
Audibleについて
聞く読書・Audibleについて、簡単に紹介しますね。
Audibleのメリット
AmazonのAudibleは、月額1500円のサブスクで提供されるサービスです。
契約中は、「聴き放題」の本を何冊でも聞くことができます！
なかには、「聴き放題対象外」、つまり、サブスクサービス外で、別途、料金が発生する本もありますが、そのように「購入」した本については、サブスク契約終了後も、聞くことができます。
Audibleには、次のようなメリットがあります。
- 大量のタイトル：何十万ものオーディオブック、ポッドキャスト、その他のオーディオプログラムが利用可能。
- どこでも聴ける：スマートフォン、タブレット、パソコン、またはAmazon Echoなどのスマートスピーカーで、いつでもどこでも聴くことができます。
- 手軽さ：通勤、運動中、家事をしながらなど、多忙な時でも楽しめます。
- 読書を促進：読む時間がない人や視覚障害がある人にとって、聴くことで多くの書籍を楽しむことが可能です。
- 速さが可変：読む速さを変えることができます。「0.7倍」「1.0倍」「1.2倍」「1.5倍」「1.7倍」「2.0倍」。慣れると「2.0倍」でも十分聞き取ることができ、小説なども楽しむことができます。
- 言語学習の支援：異なる言語のオーディオブックを聴くことで、リスニングスキルの向上や言語学習に役立ちます。
- 専門的なナレーション：プロのナレーターや有名人が読むことで、物語に深みが増し、聴く楽しみが増えます。
これらのメリットにより、Audibleは、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。
個人的な使い方
筆者 taoは昔から、本を沢山、読んできました。
サラリーマン現役時代は、月平均20冊くらい読んでいました。
それが、60歳を超えると、文庫本の小さな文字を読むのが辛くなり、紙の本は、ほとんど読まなくなりました。
紙の本の代わりに、文字を大きくできる電子書籍をiPadで読んでいます。
月に5冊程度でしょうか。
しかし、Audibleを使うようになってから、電子書籍に加え、聞く読書のメリットに目覚め、月平均 30冊くらいは聞いています。
山登りが趣味なので、ちょっと長い山歩き中には、１日で３冊くらいを聞き終えることもあります。
とにかく、細切れの時間をうまく使って、あるいは「ながら聞き」を活用して、聞きまくっています。
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それからもうひとつ。
Audibleにはオススメ機能があって、それが縁で、これまで全く読んだりしたことがないジャンルに手を出して、そうやって、自分の好みのジャンルがどんどん広がっていきます。
古希に近い私 taoが、ライトノベルを楽しんだりもしています。
30日間無料体験！
Audibleは月額1,500円（税込）のサブスクサービスです。
今なら、初回登録につき、30日間の無料体験ができます。
なお、無料体験期限内に解約手続きをすれば、費用はかかりません。
無料体験期間終了後は、自動で月額1,500円のサブスクに移行します。
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まずは、登録をして、30日間無料体験で
「Audibleの便利さ・楽しさ」を感じてください！
まとめ
AmazonのAudible。聞く読書のある生活を楽しんでください。
きっかけというこことで、上田秀人氏の『百万石の留守居役』シリーズを紹介させていただきました。
Audibleなら「30日間無料体験」というのがあります。
無料体験中に解約手続きをすれば、一切、費用はかかりません。
気に入って、何も手続きしなければ、その後、月1500円のサブスクになります。
1500円はちょっと高いと思うかもしれません。
筆者 taoの場合、月1500円で、30〜50冊聞いています。
平均して40冊、1冊1000円として、これだけで40000円。
これがたった1500円で楽しめるのです。
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