最強システム手帳(IT版)の紹介です。
先日、iPad mini 5(iPad Pro 12.9からの乗り換え)を買いまして、最強システム手帳IT版を目論んでいました。
iPad用のスケジュール帳の定番と言えば「Planner for iPad」。しかし、満足できませんでした。
そこで自力で「最強システム手帳(IT版)」を構築。自力といっても、できあいのアプリやデータの組み合わせです。
無料アプリや無料データのご提供に感謝します♪
目次
Planner for iPadの残念なところ
※画像出典:App Store
繰り返しますが…
iPadのスケジュールアプリ定番と言えば、「Planner for iPad」です。
システム手帳風のアプリで、手書き運用が基本。付箋などのリフィル類もあって、かなり素敵な出来です。基本無料で使えます。
でも…
結局、数日使っただけで、運用を辞めました。理由は思うままに列挙してみます。
- 基本iPad用のアプリで、iPhoneはあるけど有料版にしたときのみ「ビューワーのみのiPhone」が使える。つまり、Mac・iPhone・iPadそれぞれで使うことができず、当然、同期をしながら使うということができない。
- 日毎ページにおいて余白が少なく、自由に書き込めるノートが欲しかったが、それには有料版が必要(月額制)。しかも、せっかく書き込んだノートも月額制を解除すると使えない(消えてしまう)。
- テキスト入力も無料ではできず、有料版(月額制)が必要。
要するに…
ということです。
なんだか「Planner for iPad」をディスっている感じになっているので書きますね。
まだ1週間も使っていませんが、「これだけの充実アプリを無料で使えること」にまず驚きます。手書きの感じは頗るいいです。
それに、私が通常使っているAppleの純正スケジュールアプリ「カレンダー」も、Planner for iPadに読み込む(同期)ことができます。これはとても凄いことです。
ほかのスケジューラーも読み込めます。Googleカレンダーとか。
世間では、iPad用のスケジュールアプリは「Planner for iPad一択」という感がありますが、使ってみると同意できます。
最強システム手帳IT版に必要なものは…
※Image quote source is pixabay.
私が提案する「最強システム手帳IT版」を実現するために必要なものは次の通りです。
- iPad(ほかにMacやiPhone)+Pencil(純正だとなおよい)
- PDFアプリ:PDF Expert 7(無料版でOK、Mac・iPhone・iPad用それぞれあり)
- ソニーのシステム手帳(デジタルペーパー)
- クラウド(Dropbox)とか
iPad(ほかにMacやiPhone)+Pencil
私は、スケジュールアプリは、Apple純正の「カレンダー」を使っています。これ、Mac、iPhone、iPad、Apple Watchすべて同期するのでとても便利で手放せません。
今回「最強システム手帳IT版」を使うのは、この「カレンダー」以外の項目を書いたりするものです。
日記でも良し、書評や映画の感想などでも良し、とにかく自由に使いたいと考えています。自由だけど、項目毎に後から見返すことができる…。そのためには、システム手帳的なものが便利です。
テキストで埋め込むことで、あとあと検索もできます。
そして、iPadなら、Pencilを使うことで手書き感たっぷりに楽しめます♪
PDFアプリ:PDF Expert 7
※画像出典:App Store class=”shadow”
今回、次の「ソニーのシステム手帳」を開いて使うアプリをいろいろ試しました。
iPadのノートアプリ定番と言えば、GoodNotesですが、残念ながら月や週、日の間をリンクで飛ぶことができません。
ソニーのシステム手帳(デジタルペーパー)は、この月や週、日の間のリンクが仕込まれているので便利。ですから、それが使えないのは論外です。
で、いろいろ試して、いきついたのが「PDF Expert 7」です。多機能で、それを全部活かすとなると有料版が必要です。
しかし、今回の「最強システム手帳IT版」を使うためには、有料版にする必要はなく、無料のまま使えます。
ソニーのシステム手帳(デジタルペーパー)
「最強システム手帳IT版」の中核となるのがコレです。
なんと、ソニーがデジタルペーパーの無料ダウンロードサービスをやっているのです。こちら。
↓ ↓ ↓ ↓
ソニーデジタルペーパー
ノート、方眼紙、原稿用紙などのデジタルペーパー(PDF)があります。それぞれいろいろ種類もあります。
そして、なんとシステム手帳もあるのです。これもいくつか種類があります。それぞれの種類毎に「月曜日始まり」「日曜日始まり」のPDFがあります。
そして、システム手帳については、先述した通り、月・週・日間を行き来できるリンクが仕込んであります。
例えば、これ2020年5月の手帳。
この事例では、テキスト入力とスタンプ(✓点)しかありませんが、もちろん、このページのどこにでも手書きができます。
そして、5/1欄の上にある月次のところを押すと、その対応した月にジャンプ。
ヘッダー部分には向かって左側に4月、右側に6月のカレンダーがありますが、そのどの日をクリックしても該当日のページに飛びます。
もちろん、5月の大きなカレンダーの日をクリックするとその日のページにジャンプ。試しに「21日」をクリックすると…
このページは、めちゃめちゃ手書きです(笑)。
この画像に(A)(B)(C)と示しましたが、(A)をクリックすると、4月・5月・6月のカレンダーへジャンプ。
(B)をクリックすると週次のページへジャンプ。(C)をクリックすると、該当日にジャンプします。
たとえば、[18-24]の週次をクリックすると…
なお、テキスト文字は検索に使えますので、適宜、タグ的にテキストを入れておくと、のちのちいろいろな検索ができます。工夫次第です!
クラウド
無料で使えるクラウドでもOKです。
最強システム手帳IT版の運用の手順
運用手順は次の3ステップ。
- iPad(必要に応じてMacやiPhoneにも)にPDFアプリ「PDF Expert 7」(無料)をインストール。
- ソニーのデジタルペーパーにアクセスして、「2020年手帳」(PDF・無料)をダウンロードし、クラウドに保存。
- PDF Expert 7でクラウド保存した「2020年手帳」を開いて使う。
これだけです。あとはあなたの工夫次第。バリバリ使ってください♪
まとめ
※Eye catching image is self-made using Canva
最強システム手帳IT版の紹介記事を書きました。
私は、メインのスケジュールはApple純正アプリ「カレンダー」を使っていますので、それ以外のことのメモ、アイデア、日記、書評などを書き込んでいます。
この最強システム手帳IT版のメリットは次の通りです。
- Macでも、iPhoneでも、iPadでも同期したものが使える。
- データをクラウドに置くことができる。
- アプリ&データはすべて無料
是非、一度チャレンジしてみてください。
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本記事執筆者:たもつ
最終更新日時:2020-07-16 21:47:35
記事投稿日時:2020-05-27 10:19:06